花踊る
雨が降ったり止んだり、抜けるよな空色かと思えば曇空。
不安定な天気だなぁと思って空を見ている間に、草木はぐんぐん季節を感じて伸びていました。
つぼみをつけた枝は気付けばまっ赤な薔薇でした。どくだみ、ローズマリー、ワイルドローズ、つぼみをふくらませ始めた南天、名前の分からない鈴なりの草木雑草…。
京都はプランターで花壇を作る人がたくさん住んでいるので、田舎の春とは風景が違って面白いなぁと感じます。
さてさて、そんな心境でご紹介したいのは清朝時代の器です。
器の季節は修行中の私には判定が難しいのですが、黒蝶?が緑の中に優雅な絵付け。
写っておりませんが、中の底にはちらりとかわいらしい柄があるのです。
どんな風景が在ったのでしょうね_。
または、思いはせて柄は生まれ引き継がれたりするのでしょう。
脳内タイムマシンです。
飲物の衣替え
ここで羊が×3匹!
といきたいところですが、羊たちは新しい家族のもとへと旅立っていっております。
そんなbelleと、スタッフ久しぶりのブログ。
今日は、お隣さんがしてくださる”うち水”も、しっくる気温。
気付けばマイボトル600mlの水も干上がり…
そんなわけで、本日は少し季節先取りかと思いつつ、グラスを紹介したいと思います。
最初は、はんなりと「暑いわねぇ」なんてうだる気分にも浸れる上品なグラスたちを。
冷やしたお酒、はたまたお水やジュースを受け止めて、会話にそっと寄り添います。
お次は、飲んだ後にドーンと机にグラスを置いて、「くぅー!美味い!」とウナリタイ方にも手にとっていただきたくなるような骨太さんです(笑。
奥の藍色とガラスが、涼やかだなぁとしみじみしながら撮っていました。
藍色の正体はウェブショップにもUPされている伊万里の「瑠璃角なます」。何をのせるにしても、グラスの飲物との相性はすてきなんだろうなと、想像が膨らみます。
季節が巡れば、頂く食もかわるもの_。
食器棚にも、新しい季節の予感をぜひ。