月とホトトギスと松

明治頃のガラスの盃です。

小さな盃をよく見ると、模様が浮き彫りにされています。

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ホトトギスと

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月と

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底には松が。

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月とホトトギスといえば、百人一首の中に

ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる

という後徳大寺左大臣の歌がありますが、これはその歌にちなんだ絵柄なのでしょうか。

この歌にあるように、平安貴族は夏の到来を告げるホトトギスの第一声を聴くために夜を徹して耳を澄ませていたそうです。
いやあ季節の感じ方が本気ですね。

Filed under: できごと,商品紹介 — shiomi 7:19 PM  Comments (0)

お知らせ

3日後の10月10日(月)は、閉店時間を少し早めて
17:00頃閉店とさせて頂きます。
ご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いいたします。

Filed under: 未分類 — shiomi 12:25 PM  Comments (0)

瀬戸青磁

あっという間に10月になってしまいましたね。今年もあと3ヶ月です。

路傍の金木犀が日増しに香りを強くする今日この頃ですが、そんな秋の日の空に似た浅葱色の小皿が入荷しました。

瀬戸青磁、幕末~明治の手です。

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三田青磁や伊万里青磁や瀬戸青磁や清朝の青磁、お店には色々な時代の様々な青磁が入荷しますが、一見似ているようでそれぞれ少しずつ特色があって、とても奥の深い世界です。

Filed under: 商品紹介 — shiomi 4:37 PM  Comments (0)