月とホトトギスと松

明治頃のガラスの盃です。

小さな盃をよく見ると、模様が浮き彫りにされています。

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ホトトギスと

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月と

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底には松が。

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月とホトトギスといえば、百人一首の中に

ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる

という後徳大寺左大臣の歌がありますが、これはその歌にちなんだ絵柄なのでしょうか。

この歌にあるように、平安貴族は夏の到来を告げるホトトギスの第一声を聴くために夜を徹して耳を澄ませていたそうです。
いやあ季節の感じ方が本気ですね。

Filed under: できごと,商品紹介 — shiomi 7:19 PM
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