おひさまときたかぜ
島田一葉 / 安見篠
2020年10月29日[木] - 11月3日[火] 12:00-18:00(最終日は17:00まで)
<おひさまときたかぜ>は、旅人が着ているマントをめぐって太陽と北風の力くらべの様子をえがいた物語です。物語の内容はさまざまな解釈や意味がなされていますが本展示にはそれら教訓及び解釈は、関係ありません。この展示は大人と子供(親と子)ではなく、大きな人と小さな人の展示です。おひさまときたかぜが力くらべをしている場面(風が吹く様、ぽかぽかと陽が当たる様)を感じながら作品を観てくださると幸いです。
幼児が筆記具を用いて、線や円を描きだすのはおよそ1歳後半から(錯画期)と言われています。他者が使う様子を真似ることからはじまり、さまざまな筆記具を試みることで線から円や幾何形体を認識しその後、人の形等(象徴期へ移ります。)を描き始めます。実際には点・線・円を描く期間(錯画期)にも様々な出会いを得て象徴期に移り変わります。描く内容、材料、場面、そして描き合う相手です。
本展示は自身のこども(現在2歳10か月)とのワークショップの中から生まれた様々な作品を展示し、『錯画期』にスポットを当てています。ワークショップの中では、こどものみが描くのではなく保護者も《一緒に作り合う》ことを中心とし、「こどもの創作」の可能性を探ります。
<無題>
<無題>
<ふたりの拾ったもの>
<ふたりの拾ったもの>
<重ねて、重ねて>
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島田一葉
1985年生まれ/京都市在住
2008年 大阪芸術大学 芸術学部 美術学科 修了
2012 | 「夜のライン」(東京 ギャラリー檜) |
2013 | 「葉を映す」(東京 ギャラリー檜) |
「欠片を集める」(大阪 KAWACHI) | |
2014 | 「おおかみの生命線」(東京 ギャラリー檜 ) |
「よだか」(near gallery 京都) | >|
2015 | 「月に告白 」(ちいさいおうち 京都) |
< グループ展 > | |
2012 | ART STREAM(大阪心斎橋大丸 ) |
2013 | panting+ (大阪 cubic gallery) |
15 人の表現者たち(東京 K`s gallery) | |
以後毎年出品 | |
2014 | 碧い石見の芸術祭(浜田市立石正美術館) |
KOBE ART MARCHE (神戸オリエンタルホテル) | |
2015 | Derby 展 (東京 ギャラリーKINGYO ) |
2017 | 女流画家展 (大阪) |
< その他 > | |
2014 | CDジャケット提供「金と銀」藍色の空 |
2015 | 碧い石見の芸術祭レジデンス参加 |
安見 篠
2018年生まれ/京都市在住