2016 年 7 月 16 日
冷酒のための器
本日、祇園祭 宵山。
京都の夏も本番を迎えています。
しっとりと暑さが残る夏の夜に、キリッと冷えた冷酒。 いいですね。
冷酒にぴったりの器をご紹介します。
昭和初期の切子グラスです。
キレのあるカットは、一つひとつ手作業により施されたものです。
繊細さと大胆さを併せ持つカット、鮮やかな色、見え隠れするグラスの向こう側。
なんだか、日本酒の透明感が体に染み入ってきそうです。
明治時代の吹きガラスの徳利です。
半透明のしなやかな白、有機的なシルエット。ずっと見ていられます。
蔦の葉とつるが楽しそうなタッチで描かれています。
少しぽってりとした厚みから、口当たりの良さが想像できます。
この徳利とお猪口の組合せ、酌み交わしは一向に終わらないでしょうね。
楽しい夜が目に浮かびます。
じっくりとした時間のお供に、是非特別な酒器を。
より一層素敵な時間になるはずです。
Filed under: 未分類 — odagaki 2:28 PM
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