2010 年 5 月 4 日
蔵の空気をいれかえるための…
来ましたー!夏の前の、前くらいの前触れ。
お隣のお店の方が打ち水をしてくださっています。そんな風景の5月の京都です。
さて、ずっと片隅にありながらも存在感を放っていたモノを、思い切って特等席に置いてみました。
20代のお客さまから、初老の方まで老若男女問わず、しみじみと見入ってくださる方がいらして、会話もささやかに弾みます。
若い方はその佇まいに惹かれ、デザインそのものも味わっていかれます。逆にご年配の方は、懐かしい再会をしているような眼差しで、「身近だったものが今はこうして売られているんだねぇ…」と感慨深げにお話を聞かせてくださいます。
私もご年配の方からしたら子供のようなもの。
そんな年端の子が自分の慣れ親しんだものを骨董として売っている。というのはたぶん、不思議な時の流れを感じるようなことなのでしょうね。
私もおばあちゃんになったら_、と思いをはせてしまいます。
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